ハクビシン被害で1番怖いのは、天井がアレすること！

古い戸建ての我が家で、天井からカタカタ動物の足音がするようになった時、最初はあまり大変なことだとは思っていなかった。

でも、もし天井裏にいるのがハクビシンだった場合、ガチで大変なことになると知って慌てた。

ハクビシンの被害で1番怖いのは、庭を荒らされることでもなければ、噛まれて怪我をすることでもない。糞尿被害だ。

ハクビシンには溜め糞という性質があって、毎日毎日、ひたすら同じ場所に糞をするらしい。要はトイレの場所を決めて、そこだけに糞尿をする。屋外ならともかく、それを人間が生活してる天井でやられたら、どうなるのかは推して知るべし。

ハクビシンの糞尿被害は何がヤバいか

家に侵入したハクビシンを放置しておくと、天井の1ヶ所をトイレ認定されてしまい、天井に雨漏りのようなシミができる。

そのまま放置しておくと天井の腐食が進み、最悪の場合、糞尿の重みと腐食で天井が抜け落ちる。

こうなったら清掃と修繕で10万単位の出費になるだろうし、天井から大量の糞尿が降ってきた後始末と、その後の生活を考えたら絶望しかない。

今、天井裏にいるのがハクビシンだったら…？

こうしている間にも、糞尿がどんどん溜まっていたら…？？

そう考えると急にゾッとして、慌てて駆除に乗り出した。まあ、最終的にハクビシンではなかったんだけど。

でもハクビシン以外でも、一度天井や屋根裏に腰を落ち着けた害獣が、自然にいなくなることはまず望めないらしい。それに、何かしらの動物が天井に居付いたら、どのみち糞尿被害は発生するし、ダニ・カビも繁殖する。

天井で何か動物がいるらしき音がすることには気付いていても、「そのうち出ていくでしょ」と軽く考えて、対策が遅くなったことを後悔した。

音に気付いてから1ヶ月弱の間に、音がする頻度は数日置きから毎日になり、さらに数も増えているようだった。明らかに大きさの違う複数の個体がいるのが、音でわかるんだよね。

しまいには子供の鳴き声がするようになって、ここで我が家はギブアップして害獣駆除業者に電話した。

なお、ハクビシンは鳥獣保護法による保護対象なので、追い出すだけならいいけど、自分で勝手に捕獲したり駆除したりするのはNGらしい。自治体に申請して許可をもらったり、手間がかかる。

うちみたいに業者にお願いするにしろ、自分で駆除するにしろ、早めの対応が吉。くれぐれも我が家のように、勝手に出ていくことを期待しないようにしたほうがいいよ～。

うちは地方なのでネットで検索しても駆除業者の情報があまり出てこず、最終的にこの「害獣駆除110番」を通して業者を見つけました。害獣駆除110番という店があるわけではなく、提携している地元業者に直接問い合わせがつながる仕組みです。

クリックでHPに飛びます。電話・メールとも24時間OK

害獣駆除業者はネズミ・ハクビシン・アライグマなど、家に出る害獣にはみんな対応してるので、家にいるのが何の動物かわかっていなくても問題ありません。うちはハクビシンだと思って相談して、駆除当日になって実はネズミだったと判明したくらいです。

駆除というと罠か何かで害獣を捕獲するイメージがあるかもしれませんが、実際の駆除作業は侵入経路を金網やコーティングで塞ぐことがメインでした。そのため、家に害獣が出入りできそうな場所が何箇所あるかによって見積もりが変わるようで、見積もりにあたり現地調査は必須です。

調査は無料なので、怪しい場所をプロにチェックしてもらうという意味でも、早めに調査をお願いするといいと思います。うちはモタモタしてたら子供が生まれて被害が広がったので…。

なお、関東と関西在住なら、こちらの会社が「他社より1円でも高ければ最安値に値下げ」を謳ってました。我が家はエリア外でしたが、対象地域なら相見積を取ってもいいかも。