抜いても切っても刈っても、ゾンビのように再生し、花が咲けばスズメバチが寄ってくるヤブガラシ。
もうやだ、この草(・д・)
並の除草剤では効果がなくて、庭の雑草に使っていた「食品成分で作った除草剤」程度ではビクともしなかった。
除草剤のレビューもいろいろ見たけど、良くも悪くも有名なラウンドアップでも、葉を弱らせるくらいはできても、地下茎まで枯らすことはできないっぽい。それにしても、みんなヤブガラシに悩まされてるんだね…同志…!
レビューを読み漁って、唯一、ヤブガラシの地下茎にもダメージがありそうだったのは、この「ケイピンエース」。
地下茎に直接刺して使う除草剤
ケイピンエースはちょっと変わった除草剤で、液体を振りかけるんじゃなく、先の尖ったマッチ棒みたいなものをヤブガラシに刺して使用する。要は毒針。
ヤブガラシ同様、厄介な雑草であるクズの除草用に開発されたそうだけど、ヤブガラシの地下茎にも使えるらしい。
難点は、根っこに直接突き刺す必要があるので、あまり根が細いと、そもそも刺せないらしい。あと地下茎を掘り出さなきゃいけないのが手間。
ただ、ヤブガラシがかなり大きく成長していて、もはや草刈りではどうにもならない状況なら、使ってみる価値はあると思った。
レビューを見てると、市販の除草剤みたいに数日で枯れるという性質のものではなく、数ヶ月かけて根っこを枯らすものみたい。効果がわからない、という口コミはおそらく即効性を期待している人たちによるもので、ちゃんと使えばしっかり効果のある商品のように感じた。
ヤブガラシの駆除にはザイトロン系が良いらしい

園芸や農業系のブログによると、ヤブガラシにはザイトロン系の除草剤がよく効くらしい。ちなみにラウンドアップはグリホサート系で成分が違う。
ケイピンエースも良さそうだけど、真夏に庭中のヤブガラシの根っこを掘り出すのは辛すぎると思って、とりあえず今使ってるのはこれ。
スプレー容器になってるので、ヤブガラシの葉っぱを発見したらシュッシュッと吹きかけておく。すると2日くらいで弱ってしおしおと枯れていく。
対症療法ではあるんだけど、育って花を咲かせる前に弱らせる分には十分、使える。商品説明には「根まで枯らす」と書いてあるけど、たぶん根には効いてない。また生えてくるから。特に雨が降った後とかね、すごい勢いで再生する。
ヤブガラシのこの再生力、何か世の中の役に立つ使い道はないんだろうかと、一周回って感嘆してしまうわ。
たぶん来年の夏はまた生えてくるんだろうな…。
ヤブガラシを地下茎ごと駆除できる専用の除草剤って、探しても売ってないよね。需要あるし、どこかのメーカーが開発してくれれば、絶対売れると思うんだけどなあ。
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