使ってみたいとは思いつつ、なんか面倒そうで先延ばしにしていた鉄のフライパンを、思い切って購入した。
実際に使ってみた感想は「思ってたより使いやすい!料理も美味しくなる!」です(・∀・)
一生テフロンでいいと思ってたけど、鉄も使いやすい…。というか、むしろテフロンより使いやすいかもしれない。

どうも私、鉄のフライパンについていろいろと誤解していたようで。買う前にレビューを見すぎて頭デッカチになってたかもしれない。勝手に思い込んでたことがこちら↓
誤解1:鉄フライパンは何度も使い込まないとくっつく

1番はこれ。鉄のフライパンは上手に使わないと焦げ付くってこと。
よくさ、鉄のフライパンは”育てる”って言うよね。で、育つまではくっつくもので、使い込むまではすぐ焦げるもんだと思ってた。育て上げないとまともに使えないというか。
でも実際に使ってみたら、1回目の使用から焦げ付くことなく調理できた。思ったよりぜんぜんくっつかない!
ちなみに、いわゆる油返しはしてなくて、油を多め(大さじ1~3くらい)に使ってるだけ。目玉焼きもくっつかずにスルスル動いた。
火力が強いから、一度焦げ出すとあっという間に黒くなってくるけど、焦げそうな時は、「あ、これ焦げるわ」ってわかるから、そこで火を止めれば大惨事にはならない。
それにもし焦げちゃっても、タワシでガシガシこすれるので、テフロンみたいにコーティングが剥げる心配をせず、雑に使える。
鉄のフライパンは丁寧な暮らしをして料理を愛する人が使うもんだと思ってたけど、むしろ私のようなズボラ人間にこそ向いてるかもしれないと思った。なんたって頑丈、壊れない。
重量もあるので、いざという時は護身用に使えるんじゃないかというくらい、ワイルド。これで力いっぱい殴ったら、大の男でも動けなくなると思う。
誤解2:毎回熱するのに時間がかかって面倒?
鉄のフライパンは、煙が出るほど熱してから使わないとくっついてしまう。
そんなに熱するの、いちいち時間がかかって面倒じゃん、と思っていた。でもテフロン製と違って強火で熱しても大丈夫なのと、熱の伝導率が良いせいか、火にかけるとわりとすぐ煙が出る。
むしろテフロンのフライパンを熱するほうが時間がかかる。フライパンが温まるとマークが消えるティファールのフライパンを使ってたことあるけど、あれけっこう時間がかかるんだよね。
それに比べると鉄のフライパンが温まるのなんて一瞬だった。
誤解3:洗剤で洗えないから油でギトギトしそう
鉄のフライパンのお手入れはお湯洗いが基本で、洗剤はNG。
醤油やらみりんやら使って炒めたりもするんだし、お湯だけで洗ったらフライパンがギトギトになるんじゃないの?
…と思いきや、そうでもない。熱湯を沸かすのは面倒なので、水道の蛇口を1番熱い温水にしてスポンジで洗ってるけど、たいていの汚れは落ちる。一応、鉄のフライパンを使うにあたり亀の子タワシも買っておいたんだけど、頑固なコゲにしか使わないので、あまり出番はない。
そもそも鉄のフライパンは洗剤で「洗えない」のではなくて、「洗わないほうがいい」くらいのニュアンスと個人的には解釈した。素材的に洗剤を使うとダメになるってことじゃなく、せっかくの油膜が洗剤で取れちゃうから、できれば使わないほうがいいよってことだと。
キレイに洗わないと気持ち悪い、お湯だけだと焦げが蓄積するって理由で、洗剤で洗ってる人も一定数いるようだし。まあ人によるし、使ってるフライパンのメーカーにもよるんだろうけど、要はくっつかなければどう使ってもいいんじゃないかしらね。
結論:鉄フライパンは意外と雑なお手入れでOK

というわけで、お手入れが面倒だと思っていた鉄フライパン、使ってみたら思った以上に使いやすかった。コーティングが剥がれる度に買い替える必要がないので、テフロン製より良いかも。
テフロンに比べると油の使用量はどうしても増えちゃうけど、逆にそれくらいしか欠点らしい欠点はない。重量に関しては確かに重たいんだけど、私が使ってるやつは1kgくらいなので、まあ許容範囲。2kg以上だと女性にはしんどいかもしれない。料理する時は良くても、料理を皿に移したり、流し台に持って行って洗う時にやりにくいと思う。
初めての鉄製だったので、いきなり高いのを買って失敗したら嫌だなと、安価なこれを購入したんだけど…
中華街でのシェアがとても高いらしい、山田工業所のフライパン。商品自体にはすごく満足してるけど、持ち手の部分がU字になっているので、素手で持つと食い込んで痛い。ミトンをはめたりカバーをかければ問題ないけど、次にもう1個買うとしたら持ち手が丸いやつか、木製の取っ手が付いてるやつにするかなあ。
人気のリバーライトは柄が木製。評判も良さそうなので、次は小さいサイズのリバーライトが欲しい!
コメント