変な話なんだけど、祖母が入院するって話から脱線して、高齢者にブラジャーは必要かって話になった。
施設勤務の経験がある近所の方曰く、老人介護施設にいる利用者さんの多くはブラジャーを使っていないんだそう。
理由としては:
- あまり外出しない
- 高齢者だと服の締め付けを不快に感じる方も多い
- 下着が1枚多い=着脱が大変
といったところ。
高齢者がブラジャーをするかしないかの判断基準
ブラジャーを持たせたほうがいいかの判断基準はわかりやすくて、「自分で下着の着脱ができる」かどうか。
着替えに介助が必要な方の場合、ブラジャーは付けずに肌着のみの方がほとんど。自力で着脱できない場合、どうしても職員の負担が増えてしまうし、普通は着けるよりノーブラのほうがリラックスできて楽ちんだから。
高齢者は肌が乾燥して荒れやすいし、確かにブラジャーを着けているメリットって見栄え以外にはあまり思いつかない。
あと認知症が入ってきている場合、着替えの順序がわからなくなるというのは典型的な症状のひとつなんだとか。逆にいうと、一人で着替えができなくなったら認知症のサインってことよね。なるほど、覚えておこう…。
ただ、各種施設でブラジャーが使用禁止というわけではないので、本人が希望する場合にはもちろんどうぞって感じらしい。
高齢者におすすめのブラジャーは?
調べてみたら、高齢者用のブラジャーもたくさんあった。年を取ると腕を上げ下げする動作が辛くなるので、肌着やブラジャーは前開きタイプが基本なんだそうだ。
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女性用だと、いわゆるブラトップみたいな、カップ付きインナーもあり。身体能力が落ちていても本人がブラジャーの着用を希望する場合は、こういうのが良いのかも。
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