冬の東北に車中泊で出かけることになったのですが、そこで問題になったのが暖房。
エンジンを切っても使えるFFヒーターというものがあるらしいのですが、調べてみると20~30万円もする!

そんなに頻繁に車中泊なんてしないし、だいたい20万も出すくらいなら最初からホテルに泊まるし…
FFヒーターは選択外だったので、電源不要のポータブルヒーターを買って乗り切りました。
メーカー推奨の使い方ではないので自己責任になりますが、車中泊用の安い暖房を探しているという人は、よければ参考にしてみてください。
記事後半でも紹介しますが、一酸化炭素中毒防止のためのCOアラームも安価で売っていますので、セットでの使用をおすすめします。
車中泊に使える電源不要のガスストーブとヒーター
イワタニ カセットガスストーブ 速暖 CB-STV-EX2
カセットコンロなどと同じ、ガスボンベで動くガスストーブ。
他にもっと安いカセットガスストーブもあったのですが、最終的にイワタニのストーブを選んだ決め手は、4つもの安全装置が付いていたこと。
衝撃や転倒でストップする安全装置の他に、不完全燃焼やガス圧力の以上を感知してオート消火する機能も付いています。
狭い車内で使うものなので、安いストーブだとやっぱり心配で。
電源となるガスボンベは、どこにでも売っている普通のボンベなので、余っても困らないのもポイントでした。
ボンベ1本で3~4時間くらい使えるので、スーパーやドラッグストアで売っている3本セットを買えば、十分足りると思います。
足りなければ途中で買えばいいですしね。
速暖という商品名の通り、点けてすぐに暖かくなるのもいい!
冬の朝はエンジンが冷え切っているし、なかなか暖房が効かないので、このガスストーブの存在は寒さ対策にかなり有効でした^^
イワタニ カセットガスファンヒーター 風暖
速暖より価格が高いのですが、使いやすさではこっちだろうな…と最後まで迷ったのが、こちらの風暖。
同じくイワタニのカセットガスヒーターで、温風が出るファンヒータータイプです。
ストーブタイプの速暖と違って、金網部分が熱くなることがなく、温風も車内全体に回りやすいので、より安全に快適に使えると思います。
(ガスストーブはストーブは風が出るわけではないので、基本的にストーブ周辺が温まり、離れると寒い)
連続燃焼時間はガスボンベ1本で約1時間半と、燃費は速暖に負けますが、車中泊の時だけ使うのであれば、気になるほどのコストではありません。
暖房器具の性能や使いやすさでは、ストーブよりファンヒーターのほうが断然使いやすいと思うので、予算が許せばこちらの風暖のほうがおすすめです。
車中泊では換気が絶対必要!
車中泊で暖房器具を使う時、絶対に気をつけなければいけないのが換気。
暖房の点けっぱなしは論外ですが、短時間の使用であっても窓を開けて換気しないと一酸化炭素中毒の危険がありますので、くれぐれもご注意を。
一酸化炭素過多を知らせてくれるCOアラームが1000~2000円程度で売っていますので、車中泊の時には暖房とセットで持っていくことをおすすめします。
一度買えばずっと使えますし、何かあってからでは遅いですから、保険と思ってCOアラームもチェックしてくださいね。